MMDのverとモデル・アクセサリの仕様 2011/04/11
Posted by dbot in MMDのメモ.trackback
MMDのVerとテクスチャのファイル形式の可否をまとめてみた。
MMDver5で配布モデル・アクセサリを使う時、PNGファイルをテクスチャに使っているを場合、TGAに変換。アクセサリの頂点数の上限に達した場合は使用を諦めるか、がんばって分割するとか頂点減らすとかする。
MMDver5 アクセサリ |
MMDver5 モデル |
MMDver7 アクセサリ |
MMDver7 モデル |
||
テクスチャPNG |
透過情報あり |
× |
× |
○ (Ver6.00から) |
○ (Ver6.00から) |
テクスチャJPG |
|
○ (Ver5.17から) |
○ (Ver5.17から) |
○ |
○ |
テクスチャTGA |
透過情報あり |
△ |
○ |
○ |
○ |
テクスチャBMP |
|
○ |
○ |
○ |
○ |
頂点数 |
65535個 (多分) |
65535個 |
42億個(Ver6.00から) |
65535個 |
ver5:MMDver5.24にて確認
ver7:MMDver7.26にて確認
アクセサリ:Xファイル
モデル:PMDファイル
お絵描きツールで作成したXファイルのテクスチャ部分を各ファイルに書き換え作成。そのアクセサリをPMDE0.0.6.3で、それぞれ読込PMDEファイルに変換
アクセサリの材質がα=1の場合、TGA形式のテクスチャは透過しない
アクセサリの材質がα=0.99の場合、TGA形式のテクスチャは透過する
●MMDver7.30のReadmeより抜粋
Ver.6.00(2009/11/10)
・アクセサリ(xfile)の頂点数上限が42億個にアップ
(モデルはpmdの形式が古い為未対応(65535個))
・テクスチャ画像形式に透過PNG等、色々追加
Ver.5.21(2009/10/25)
・背景BMPの読み込みにJpegも対応
・画面保存にBMPのみでなく、Jpegも対応
Ver.5.17(2009/10/17)
・テクスチャにjpegファイルを使用できるよう変更
さてPNG形式は透過情報(αチャンネル)を持てます、同じく透過情報を持てるのがTGA形式。そこでMMDver5で使う場合はTGA形式に変換することが一番いいはずなのですが、肝心の透過情報が曲者。TGA形式に対応していても透過情報に対応していない編集ソフトがあります。・・・透過情報に対応してる方が少ない?
手持ちのソフトで透過ありのPNGファイルをTGA形式で変換したところ
Gimp:○(透過情報ありで出力)
irfanView :×(透過情報なしで出力)
Paintgraphic:×(透過情報なしで出力)
こんな結果となりました。
一括変換可能なIrfanViewが透過情報ありのTGAファイルに変換できないみたいですorz
ちと手間ですがGimpで一個づつ変換するのが確実なようです。
ちなみに、PNGファイル=透過ありとは限りません。透過なしであればBMPでも透過情報のないTGAでも問題ないと思います。
JPGはテクスチャの精度が落ちる可能性があるのでお勧めしません。
TGA形式
http://ja.wikipedia.org/wiki/TGA
αチャンネル(透過情報)は拡張機能。32bitは透過情報あり・24bitは透過情報なし
ソフトによっては透過情報が扱えないものがある。
以下、備忘録
材質のα(透過)
材質α | 透明不透明 | 裏面 | その他 |
1.00 | 不透明 | 透明 | |
0.99 | 半透明 | 表面が透けて見える | |
0.98 | 同上 | 同上 |
他にセルフシャドーを落とさない |
0.01 | 同上 | 同上 | 紳士枠 |
0.00 | 透明 | 透明 |
コメント»
No comments yet — be the first.